海藻由来の次世代「ブルーカーボン素材」が実用化へ――脱プラスチックと海洋保全、沿岸部の地域創生を同時に実現

プラスチック海洋ごみ問題や地球温暖化への懸念が高まるなか、未利用の海藻資源を活用した完全生分解性の新素材「ブルーカーボン・ポリマー」の量産化に向けた取り組みが本格化している。沿岸部の漁業協同組合とスタートアップ企業、大学研究チームによる共同プロジェクトとして発足した本事業は、海洋環境保護と地域産業の活性化を両立させる新たな循環型モデルとして強い関心を集めている。

■ 海水中で完全分解する革新的新素材 今回開発された新素材は、沿岸部に繁茂する天然の海藻や育成が容易な特定種の藻類から抽出した多糖類を主原料としている。従来の石油由来プラスチックと同等の加工性や耐久性を持ちながら、自然界(特に海水内)に…

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